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ビリヤードというゲームが、400年もの歴史を生きながらえてこられたのは、あくまで貴族のスポーツとして、決して格式を下げなかったことにあると言われていました。また、近年、ブームとして盛り上がったのは、”ハスラー”に見るとおり、”苦み走った大人のゲーム”としてのアメリカンスタイルでした。
この”貴族”、”大人”といった近寄りがたい敷居の高さに、これまでながく疑問を持っていたのは、ひとり弊社だけとは思えません。確かに、現在、車椅子ビリヤード協会等の皆様も、積極果敢にビリヤードを楽しんでいらっしゃいます。しかし、弊社は、もっともっと敷居を下げて、身体能力に全く関わりなく、すべての皆様にビリヤードテーブルに手をかけていただけるきっかけをご提案したいと考えています。
そこで、現在のビリヤードゲームとも同居できる”超簡単ゲーム”として、弊社は「Baby Break」をご提案いたします。これならば、現在、身体的な障害と闘っておられる皆様にもリハビリを兼ねて楽しんでいただくことができます。”こうでなくてはいけません。”といった制約は一切ありません。逆に、”こういうルールにしましょう。”と、勝手にハウスルールや、ゲーム単位でのルールをフレキシブルに決めて楽しんでいただければいいのです。 誰しもが赤ちゃんのとき床に座れるようになってから最初に遊ぶことといえば、それは”玉を転がす”ことです。弊社の根幹にある考えは、この事実です。
フランス名門ビリヤードメーカー・シュヴィヨット社の製品を販売開始致しました。
詳しくはシリーズ別ラインナップをご覧下さい。
『新春かくし芸大会』が放送47年で見納め!日本のお正月番組の“顔”としてすっかり定着している『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)で使用しているビリヤードテーブルは、タクマ工業が提供していることをご存知でしたか。
ところが、フジテレビ開局50周年の節目となる2010年の元旦をもって、47年の長き歴史に幕を閉じることが同局より発表されました。そこで、2010年の目玉としては、難易度の高い個人芸を披露してきた番組の象徴である“ミスターかくし芸”堺正章が、中山秀征、恵俊彰と共に集大成の芸を披露するということのようです。(内容は放送までトップシークレット!)しかし、設置するのは当社ですから、ご覧の皆様だけにちょっとだけ内緒話。今まで、ビリヤードでの演目といえば、堺正章が、そして引き継いだ恵俊彰が単独で行うことを恒例としていました。
ところが、今回は、堺さん、中山さん、恵さんが47年の集大成となる演目にチャレンジするということで、ご覧の六角形ビリヤードテーブルという前代未聞のテーブル製作依頼が当社に舞い込んできました。意外に知られていないのですが、ビリヤードテーブルのラシャ(布)の直下は石板なのです。したがって、長方形の石板を六角形に成形する難題からのスタートです。
しかし、当社のこれまでの経験と技術力の粋を集めて、不可能といわれていたいくつかの難題をクリアして製作したのが、ご覧の六角テーブルです。練習用にフジテレビのリハーサル室に設置したときの写真です。
これで見納めとなる『新春かくし芸大会』、ぜひ見逃すことのないよう注目しましょう。
シャッフルボードのページを追加致しました。
キューやボールその他の小物を収納できる引き出しがテーブルに付きました。
クラシック調テーブルにも待望のボールリターンシステムにできるようになりました。
皆さん! ご覧下さい。このテーブル。溜息が出るでしょう…。
実はこのテーブル、皇室の家具や国宝の復元も手がけた家具職人の
カリスマ***工芸様の作品です。ご希望で工房名を明かせないのが実に残念です。
とあるご依頼者様から”アールヌーボー様式”のビリヤードテーブルを
製作してほしいとのご依頼を受け、手作りで組み上げた一品ものです。
確かに、オルハウゼンをはじめとした他メーカー様のビリヤードテーブルにおいても、
このような流麗曲線が特徴のアールヌーボー様式のデザインは見たことがありません。
製作にあたり、ゴムと石、つまりクッションとスレートばかりは、いかにカリスマ木工職人の
お立場でも如何ともし難いことから、当業界内の何社かに当たってはみたものの、
なかなか部材のみの提供に応じてくれるところがなかったとのことでした。
そして辿り着いた先に弊社があり、オルハウゼンが誇るACCU-FASTクッションゴムと
イタリアンスレートをご提供申し上げることとなったという訳です。見えぬところで
オルハウゼンが息づいているのです。
オルハウゼンといえば、
1.世界一の最良質木材産地である北米産の木材を100%使用、
2.業界ナンバーワンといわれているクッションゴム(=ACCU-FAST)と、
3.これまた最上級のイタリアンスレートを使用した、品質面での3大特徴に、
ドイツ人気質のクラフトマンシップの手が加わり完成された、プールの頂点に
君臨する逸品とお陰様で称されています。しかし、日本でもこれだけの製品を
ハンドメイドで仕上げられる職人さんがいらっしゃるとなると、
少々弊社の代理店としての誇りは揺らぎますが、
同じ日本人としては誇りに思います。ますます今後のご活躍をお祈りしています…。
オルハウゼンの中国での販売拠点として、また、本格的アメリカンプールホールとして、
2006年12月15日、大連市の繁華街に「大連必利亜都文体娯楽有限公司」
(必利亜都 = ビリアードと読ませるそうです)が開店しました。
ビリヤードテーブル29台設置の店内には、開店初日より中国全土から
噂を聞きつけて来た猛者たちが大挙押し寄せ、会場整理に大慌てしてしまう有り様でした。
今回のお話し、大連市在住の柏氏と当社タクマとの出会いからはじまりました。
柏氏は大連市で著名な書道家であり、実際、同店階上部には同氏のギャラリーも
併設されています。経済成長著しい中国にあって、同氏はいかにも文化人らしく
「本物のビリアードを根付かせたい」との強い想いから、実は当社が中国においても
オルハウゼン社の代理店資格を有していることや、日本における当社のこれまでの
ノウハウに注目していただき、同氏からの希求もあって協賛出資する運びとなったものです。
今後は、ビリヤードの世界でも中国からは目が離せなくなるかもしれませんね…。
このほど、オルハウゼン社は、カリフォルニア州サンディエゴから、
テネシー州ナッシュビルに工場含め完全移転することになりました。
テネシー州といえば、テネシーワルツで有名。移転先の州都ナッシュビルは、
市のニックネーム自体が「ミュージック・シティ」と言われている通り、
アメリカのカントリー&ウェスタンのメッカ。
州最大の街メンフィスはエルビス・プレスリーの故郷としても有名。
その他、ギターのギブソンのプラントもあり、音楽の州というイメージが強い。
反面、このテネシー州は、バーボンウィスキーの代名詞、ジャックダニエルの
本拠地でもあり、日本でもコマーシャルで「テネシーウイスキー…云々」と
言っているので知っている方も多いはず。
とにかく、古き良き時代のオールドアメリカンの色彩そのものの土地柄なのです。
と、いうことは…、そう、そうなんです。アメリカで最もビリヤードが盛んな
土地柄でもあるのです。今や全米ナンバーワンの販売実績を誇るオルハウゼンも、
このテネシーを中心にした一定範囲内で、何と、全体の8割以上の出荷量を誇る、
まさに、全米ビリヤードのメッカなのです。その州都ナッシュビルに会社自体を
移転させるということは…。京へ上った信長よろしく、
まさに”上洛”を果たしたといえるのです。
弊社は、涙が出るほどうれしいです。
“Proudly made in the USA”の頑なな信条を保ち続けているオルハウゼンに
負けないよう弊社もガンバリます!